2010年10月29日金曜日

グリーンカーペット



東京国際映画祭!

グリーンカーペット!

歩いてきましたよー!「FIT」チーム!

めっちゃ楽しかったです、「一生の思い出」にならないようこれからがんばらなと思いました


私はこの作品の撮影が始まった二年半前から
ずっとずっと、こんな風に沢山の人にみてもらえるような作品になると
言葉に出さなかったけれど、心の底から信じていて
きっと、間違いなく、絶対に、それは「FIT」に関わった全員がそう思っていたと思います
作品に対しての愛の純度がびっくりするほど綺麗な100パーセントなんです
それがインディーズ映画の誇るべき一番の強みだと、そう思います

だからこの写真を見て、なんだか涙腺が緩みそうになりました
だってあまりにもみんな楽しそうなんだもの
(なんとこの写真はカーペットの上で出演者の地曳さんが撮ってくれました!感謝!)


「FIT」にはあまりにもあまりにも想いがいっぱい詰まっていて
何からどう書いていいのかわからないのですが

撮影中、私はまさに「FIT」という作品を体感してしまったんです
大木和美という役を、体感してしまって

暑い暑い夏でした どこまでも田んぼが広がる街で
ウールのスーツで立ちつくして
(一着しかスーツを持ってなかったけどウールだったことに撮影が終わってから気がつきました)
あの時の歯がゆさが 今でも鮮明に思い出せる

いちばんだいじなものの、だいじなことだけ、
なんで言わなくても伝わってるはずとか、照れたりとか、怖かったりとか
そういうことをしてしまうのだろうと

大木をやって強く強くそう思って、秋を迎えたんです

25日の上映で初めて完成した作品を観たのですが
あのときの気持ちがぶわーっとよみがえって
あぁ作品を何度も体感して堪能してこんな贅沢があるんだなぁと思いました

そして絶対に素敵な作品なんだろうと
想いを馳せていた欠片がすべてぴたりと綺麗に一枚になる様を
あんなに沢山の観客と共に見届けることが出来て、くそうなんだこの幸せ!と

そんなことはもう一切関係なくもうとにかく「FIT」素晴らしすぎる!!!
ってもうぐちゃぐちゃになって
自分の名前が入ってるエンドロールが私の泣きやむ前に流れていった
この作品に参加出来て、本当に良かった

というわけでまぁ、あの、30日舞台挨拶もするのでよろしくおねげーしますだ


あの…もう正直に書いちゃいますけど!
私超絶今更ですが、このブログのアクセス数?的な?ものをね、初めてみたんすよ

機械音痴ですみませんほんと…でね、思いのほかすんごいたくさんのひとが見ててくれてて
「!?」ってなって、あの更新遅くてすみません!
これからちょっと更新がんばりやす!

モデルのブログらしく「今日のランチ☆」とか「私服コーディネート♪」とかやります!

…それは嘘です!!!

舞台「白痴」のこともゆっくり書きたいなぁ
あと最近のモデル仕事のことも書きたい!漫画話もするぞー!!

2 件のコメント:

  1. はじめまして。

    30日に、東京国際映画祭で『FIT』を観ました。
    どうしても誰かにお礼を言いたくて、検索し、こちらの結さんのブログにたどり着きました。

    うまくは言えないですが、見ている最中に、自分も映画の中の登場人物になっているような気がしていて、
    『それでも前向きに、生きていこうよ』
    『頑張ろうよ』
    と、映画が自分に語りかけてくれてるような感覚になりました。
    映画は好きでたくさん見るのですが、感動を超えて、背中を押してくれるような、自分に語りかけてくれるような感覚になった映画は初めてでした。

    映画の持つ力を強く感じてしまいました。

    実は、朝にチケットを買いに会場に行ったのですが、予想以上のすごい列ができていて。
    並んでいる間、いろんな作品の完売情報が次々と出ていた中で半ばあきらめていたのですが、なんとか最後の1枚のチケットを購入することができました。

    完売だったら見ることができなかったわけで、そういった意味でも、この作品との巡りあわせに感謝してます。

    もちろん映画祭最中には多くの素晴らしい作品と出会うことができました。でも、『FIT』と出会わなかったらきっとここまでの、感情の高揚というか、満足感をおぼえなかったはずです。

    今朝はとてもすがすがしい気持ちで、昨日までとは違う1日を始めることができました。1日の始まりがこんなにも楽しみなのは久しぶりです。

    本当にありがとうございました。

    結さんが、これからも『FIT』のような素敵な作品に登場し、多くの人の気持ちにまた語りかけてくれるような、そんな活躍を期待してます。頑張ってください。

    長く、まとまらないコメントですが、失礼しました。

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  2. ykさんへ
    ありがとうございます
    こうやって文字を打つしかないのがもどかしいくらい
    本当に嬉しくてたまらない言葉です

    最後の一枚を手にしていただけて良かった
    ykさんに観ていただけて良かったと、そう思います

    「FIT」はTIFFでの受賞は逃しましたが
    司会者であった矢田部さんの涙や
    こうやってykさんが伝えてくださった言葉‥
    それが何よりの手ごたえと充実で
    大袈裟に聞こえてしまうかもしれませんが
    生きててよかった、生きていこうと
    より強く自分の好きなものを信じることができる気がします

    作品へのこんなに素敵な言葉を私のブログで伝えてくださって、ありがとうございます

    また「FIT」がどこかで上映できるときや、あの素晴らしい方々とまた別の作品を作るときは絶対にここでお知らせしますので、良かったらまたのぞいてみてください。

    「FIT」のような素敵な作品にどんどん出演できるように頑張ります!!
    そのときはまた、是非ykさんに観ていただきたいです。
    それを目指して頑張ります。

    あ、監督をなさっている廣末哲万監督と撮影、脚本協力をなさっている高橋泉さんのユニット「群青いろ」のHPのアドレスを書いておきますね。http://www.geocities.jp/gunjyo_iro/
    現在は掲示板しか動いていないのですが、お二人がいらっしゃいます。

    ykさんと「FIT」が出会えたことを心の底から幸せに思います、ありがとうございます

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